人は異性を好きになり、、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと
願うようになりますが、これはどうしてでしょうか?
それは脳内のPEAホルモンという濃度が上昇し、
ドーパミン、オキシトシン、エストロゲンなどの、他のホルモンの濃度も同時に上昇する事で、
脳が快感状態となるからです。ではどういう時にPEAホルモンが上昇するのでしょうか?
それは、精神的に不安定の状態で、
ドキドキしている時に分泌されるという特徴をもっています。
例えば・・・遊び人っぽい男の人がもてる理由は、
「彼はモテモテで、他の女性にとられそうで不安」と思うからであり、
しっかりとした理論の裏づけがあります。
その他にも、もうすぐ離ればなれになってしまう状況であるとか、
そのような不安定な状況がPEAを分泌し、恋に発展しやすくなります。
つまり、恋は精神的な不安定な状態になった際に起こる感情=恋の悩みとなる訳です。
ですから、恋すれば、必然的に悩む訳です。
また、年を重ねる事で恋愛がおっくうになる人が多くなりますが、これは過去の経験から、
この「不安定」な気持ちが辛いと感じてしまった結果と考えられています。
また、恋愛の意味は、
特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔いないと思い込むような愛情をいだき、
常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、
二人だけの世界を分かち合いたいと願う事をいいますが、
恋と愛は根本的に意味が違います。
恋は、男女の間で好きで、会いたい、いつまでも そばにいたいと思う、
満たされない気持ちを持つことをいいますが、
愛は、男女が互いに相手をこいしたうことをいいます。
ちなみに、恋する女性が綺麗になる理由ですが、
人を好きになることで女性ホルモンが分泌されたり、
ドキドキすることによって交感神経が刺激され、体全体の代謝機能が
高まっている状態になるからです。交感神経が刺激されると、目に輝きがあらわれて
男性も女性も、「眼力」がついて、自然と注目を集める人になり、
他の物事にも効果がでます。
また、PEAホルモンは、食欲中枢を抑制するのでいつもより食欲が落ちますので、
ダイエットをするチャンスにもなります。 |